石巻のキワマリ荘

地元発、無理のない運営で育む石巻アートの土壌

REBORN ART FESTIALが2017年に石巻(宮城)で開催される。その時、招聘された有馬かおるが展示会場GALVANIZE gallery として使用した場所を2018年に”石巻のキワマリ荘”として再稼働を始める。2019年に代表は富松篤に移り、石巻の作家で構成され、地元の作家独自の無理をしない運営形態、発表形態を生み出していく。2021年6月に鹿野颯斗が代表に変わり、石巻のアートを精力的に維持している。また、メンバーの鹿野颯斗、ちばふみ枝と、元REBORN ART FESTIALスタッフ志村 春海らがIshinomaki Art Project( https://ishinomakiartproject.com/about )を始め新たな可能性を見せ始めている。余談になるが、大家で電気屋でもある佐藤さんが、隣に住んでいるのだが究極の趣味人で、我々は多大な恩恵と影響を受けている。町の電気屋が大型店に対抗するためにと発展してきた店内は必見である。こういった人たちに石巻のアート文化は支えられている。

石巻のキワマリ荘外観
鈴木基真、團良子、ちばふみ枝 3人展「遠く、手を振り返す」展示風景、mado-beya
ちばふみ枝「waves」展示風景、GALVANIZE gallery
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石巻のキワマリ荘

住所:宮城県石巻市中央2-4-3 石巻のキワマリ荘