NAM NAM SPACE

マイノリティに寄り添うコミュニティ・スペース

2023年に登戸にオープンしたクィア・コミュニティスペース。2024年からは東京・高円寺に拠点を移し、反資本主義とアナーキーを思想的なベースに据えながら、クィア、アート、アナキズムのテーマに関する活動を行っている。そのプログラムは幅広く、上映会やトークイベント、オープンディスカッション、タトゥーイベント、フリーマーケット、パレスチナ連帯にまつわるイベント、日本の反移民政策に反対するためのファンドレイズなど、さまざまなマイノリティの当事者の連帯や活動の場として機能している。多様な出自を持つメンバーによって運営されていることもあり、BIPOC(黒人・先住民・その他の有色人種)や LGBTQIA+のバックグラウンドを持つアーティストを中心に、国内外のジャンルを問わない表現者たちとのコラボレーションを行っている。また従来の社会や権力構造からこぼれ落ちてしまう人々のための空間として、イベントを中心にしたコミュニティ運営による独自のファンディングも多数実施している。