山中suplex

制作・学び・共有が交差する、制度外の自立型拠点

山中suplexは、2014年に設立された滋賀県大津市山中町に位置する共同スタジオ。行政や商業に依存せず、アーティストや文化従事者によって完全自主運営されています。設立以来、制作場所と専門機材を段階的に充実させ、現在では染織、樹脂、陶芸、金属加工、石彫、木工など幅広い作品制作が可能です。
また、個人制作にとどまらず、キュレーターの堤拓也と筆者(池田佳穂)が共同プログラムディレクターとして関わり、山中suplexという集団として、イベントや展覧会、ワークショップの企画・実施も行っています。これらの活動を通じて、発表の場としてスタジオを活用するだけでなく、芸術家の持続可能な活動の支援やフレンドシップに重きを置いたコミュニティ構築にも力を注いでいます。
2024年以降は、全国各地から文化芸術活動を行う団体を招いてそれぞれのノウハウを共有する「シェアミーティング」や、山中suplex周辺環境や文化的背景を国外のアーティストと学び合うレジデンス×ラーニングを組み合わせた事業を実施し、「シェア」や「学び」に焦点を当てた取り組みを展開しています。

国際共同調査・シンポジウム「みんなで土をラーンする!」2024年
photo: tomohiro yamatsuki
シェアミーティング2「つぎつぎに (あつまっては) なりゆくいきほひ」2025年
photo: tomohiro yamatsuki
山中suplexが大切にしている「フレンドシップ」を体現するBBQ
photo: Kai Maetani
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  • セミオープン

山中suplex

住所:〒520–0017 滋賀県大津市山中町91

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