TRA-TRAVEL

アジアの大阪から広がる、レジデンス・企画・ネットワークを横断するアートハブ

TRA-TRAVEL(トラトラベル)は、2019年に大阪で設立された、物理的な拠点をもたないオーガニックなアートハブです。「旅行会社の国際ネットワークをつなぐ機能」を参考に、来日アーティストのプロジェクトを受け入れ、国内外のアートネットワークを築く仕組みを構築しています。そして「アジアの大阪」という視座を足場に、レジデンス、展覧会、トーク、アートツアー、アートスクールを展開しています。作家・施設・TRA-TRAVELの三者による相互扶助体制で活動されているのが特徴で、持続可能なエコシステムを構築すると同時に、TRA-TRAVELがプロジェクトの企画と運営に専念できる体制を整えることで、アーティストの創造性を引き出しています。
近年では、国内外のアーティスト・イン・レジデンスやアートスペースと連携し、国内アーティストがアジア各地で滞在制作を行う機会を創出するほか、来日アーティストの大阪滞在をコーディネートする活動も行っています。こうした取り組みを通じて、大阪のアートシーンの認知度が来日作家を介して国外へと広がっていくことを目指しています。筆者(池田佳穂)自身も、アジア案件はTRA-TRAVELに積極的に相談するようになり、今後ますます貴重なハブとして機能するだろうと実感しています。

exhibition 『Transitory Landscape』Lala Monserrat
openstudio 『ドリーム・アフター・ドリーム』Karl Castro
talk『アーティストはどこに集うのか』tsu-tsu、下田展久
talk 『Karl Castroトークイベント』
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  • セミオープン

TRA-TRAVEL

住所:プロジェクト毎に開催地・拠点が変わります。ウェブサイトをご確認ください。