長崎県対馬市にある「Home Space OGU」は、築100年の古民家を利用したユニークなアートスペースです。対馬博物館の学芸員である小栗栖まり子氏が運営しており、対馬の歴史や生活を深く感じられる地区で、日韓のアーティストたちによる作品やパフォーマンスといった対馬らしい芸術体験を提供しています。
長崎大学で美術を学び、韓国で博士号を取得した小栗栖氏は、キュレーターとしての経験や日韓の広いネットワークを活かし、対馬が歴史的に果たしてきた「大陸との懸け橋」としての役割を、現代アートを通じて継承しようとしています。
このスペースでは、小栗栖氏のネットワークを活かし、アーティスト・イン・レジデンスや個人的な企画展を実施しています。たとえば、2021年には韓国の「昌原青年アジア芸術祭」のサテライト会場となり、日韓のアーティストが古民家を活かしたインスタレーション作品を発表しました。これにより、Home Space OGUは単なる展示場ではなく、新たな芸術の創造や国際文化交流を積極的に推進する拠点となっています。
運営は、地域の住民や関係者のみに公開されるクローズドなモデルが特徴です。例えば、芸術祭では屋外から作品を鑑賞する形式が取られるなど、地域に溶け込みながらも、より親密で質の高い芸術体験を追求しています。




- クローズド
Home Space OGU
住所:長崎県対馬市厳原町 半井桃水館から徒歩20秒