福岡市博多区須崎町に位置し、2004年4月に設立された「art space tetra(アートスペース・テトラ)」は、アート、音楽、デザインなど多様な表現が交錯する実験的なアートスペースです。周辺に残る懐かしい街並みと現代的な都市機能が融合したこの場所は、美術家、音楽家、デザイナーなど、多岐にわたる分野のクリエイターたちが共同で運営している点が特徴です。このアートスペースでは、実践的な創作活動と学術的な考察が融合し、多様な表現が生まれる場を提供しています。展覧会、ワークショップ、パフォーマンス、トークイベントなど、年間を通して多彩なプログラムが企画されており、訪れるたびに新たな発見があります。過去には、梅田哲也や大友良英、坂口恭平のような現代のアート業界でも重要なアーティストがイベントや展覧会を行っております。また、2022年より継続して行っている「ART FAIR EARTH」のプロジェクトのように、世界各国のアーティストや芸術関係者との共同開催の展覧会やイベントも行い、異なる分野のアーティストとの意見交換やコラボレーションを通じて、新たな芸術文化の創造を目指しています。特に、近隣にある福岡アジア美術館や近隣のギャラリーとの共働を意識し、コミュニティとしての動きも意識しています。


